真実

2004年10月2日 恋愛
先日の二日間、私はユキと一緒ではないが、同じ支社で仕事をした。
仕事場へ出かける前は、妙な緊張で胃が気持ち悪かった。

彼からのメールは全然こない。
もう、終わったということなのか。
会社で顔を合わせた時に、彼はどんな反応なのか。。。
彼と会うのが怖かった。

出社して驚いた。
彼が会社でも一年ぶりぐらいだといわれるほどの大きな仕事を
手がけていたのだ。
クライアントがたいそううるさく細かいらしく、彼はここ
3日ほど不眠不休で対応しているらしい。

・・・そうか、こういうことだったのか。
私とのメールをしているような状態じゃなかったんだ。

そばにいないと、本当のことが見えないから
勝手に色々と悪いほうに考えちゃってて、一人相撲になってしまう。

久しぶりに近くで仕事をして、彼の大変さがよくよく見えた。
モニターに写った彼の姿は、本当に疲れ果てていた。

そして、事務所で彼と会えた。
彼は本当にしんどうそうだった。
でも、私にけりを入れながら絡んできてくれた。

「今回のお仕事、すごいですね」
「おう、三日寝てないわ」
「頑張ってくださいね」

少しの時間だったけど、会えて嬉しかった。

私はその日、八時には仕事が終わっていたのだけれど、
その夜の11時くらいに彼にメールしたら、まだ打ち合わせをしていると
返事が返ってきた。

次の日も、彼は朝早くから仕事にとりかっていた。
私は仕事を終えたら、いつもはすぐに帰るのだけれど、
事務所で上司と話をしながら、彼と会えるのを待っていた。
そして、一段落した彼が帰ってきた。
上司としゃべってるところに、私の肩にもたれかかってきたりして
割り込んでくる。
今回の私の担当の上司は、ユキの先輩で、ユキが数少ない尊敬して
いる人なんだけど、今回のユキの契約が大きすぎて、あまり
よく思っていない様子だったから、二人の会話にとげを感じてしまう。
上司が事務所をあとにしたので、少しだけ二人きりになれた。

今回は本当に大変で、疲れたと彼はもらした。
こういう話ができたのが、嬉しかった。

「本当にお疲れ様でした。今一番何がしたい?
 何か飲みたいですか?食べたいですか?」
「何がしたいって?
 。。。。一緒にお風呂入って、ベットに寝て、ほっとしたい」
「ふふふ」
「いつ?」
「え?」
「だからいつやねん?」
「ユキは?」
「いいからいつか言って!」

他の人にわからないように手で4を示す。
それだけのことが嬉しかった。
まだ、私を求めてくれていることが嬉しかった。

。。。いつのまにか、私は彼に恋してしまっているようです。
彼とつながっていたいと、やっぱり思う。
抱かれたいって、体が叫んでる。
私の中の女が疼いている。

早く抱いて。。。。

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凛

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