変化・・・

直人との逢瀬。
朝早くに待ち合わせをして、ホテルへ。
夕方までずっと一緒に過ごす。

彼と初めての逢瀬の時、「なんていやらしい人なんだろう」って
感じた。
でも、そのいやらしさは嫌味でなくて素敵だった。

私の引き出しを、少しづつ開けてくれる人。
彼とのセックスは、私の心まで開放してくれるような気がする。

でも、この間の逢瀬の時に感じたのだけれど
だんだん彼が普通の人に思えてきた。
心をこめた、セックス。
お互いのぬくもりを伝え合う、熱い抱擁。
見詰め合う瞳。

女性として大事にしてもらってることは嬉しいのだけれど
何か違う気がしてしまった。

私は彼に、心を求めていないから。
恋人同士の様な甘いセックスを求めてないから。

会うたびに、彼はどんどん最初の頃の
ぎらぎらしたいやらしさを無くしてしまっていく気がした。

もっと私を壊して欲しいのに。
もっと私をいやらしい女にして欲しいのに。
ただ、玩具のように扱われていたかったのに。

この前は玩具も持ってこなくて、ノーマルに愛されただけ。
鏡に写されながら、立ちバックで責められて
膣の中がとろけそうになるまで、突きまくられても
それだけでは寂しいの。

直人と会う二日前に、うーに抱かれた。
もう、彼に抱かれることに慣れてしまったのかもしれない。
それとも、彼への想いが冷めてしまったのか。
彼のペニスを舐めることができなかった。
彼への興味が薄れてしまったのかな・・・・

恋のジプシー。
また放浪のたびに旅立つのかも。